広島が劇的勝利で自力V消滅阻止、DeNAは最下位ヤクルトに連敗…13日のセ・リーグ

広島・磯村嘉孝【写真:荒川祐史】

巨人は連勝5で止まる、阪神-中日は両チーム無得点で引き分け

 プロ野球のセ・リーグは13日、3試合が行われ、広島とヤクルトが勝利。阪神-中日は引き分けに終わった。

 広島は本拠地・巨人戦に2-1で劇的なサヨナラ勝ち。連敗を「3」で止めた。先発のジョンソンが7回2安打7奪三振5四球と好投。8回に同点に追いつかれて延長戦に突入したものの、投手陣が最少失点でつなぐと、11回に1死満塁の絶好機で代打・磯村がサヨナラ犠飛を放った。巨人はメルセデスが7回途中1失点も打線が援護できず。引き分けを挟んでの連勝は「5」で止まった。

 ヤクルトは本拠地でのDeNA戦に8-7で逆転勝利。連勝でカード勝ち越しを決めた。初回に山田哲の29号先制ソロが飛び出すも先発高梨が2回に3失点、3回に2失点でKO。しかし、4回に青木の16号ソロ、雄平、西田、川端、太田のタイムリーで一挙6点を奪い、再逆転した。6回に同点に追いつかれるも、7回にバレンティンが決勝打。激戦を制した。2位のDeNAは一時4点のリードを奪うも、先発・上茶谷が4回7失点とリードを守れず最下位のヤクルトに痛い連敗を喫した。

 ナゴヤドームでの中日-阪神戦は0-0の引き分けに終わった。中日は大野雄が7回2/3を7安打無失点、阪神は青柳が7回7安打無失点と両先発投手が好投。救援陣も好投を見せ、両チームともに8安打で無得点に終わった。

→1 巨人 106試合58勝46敗2分 -
→2 DeNA 109試合56勝50敗3分 3.0
→3 広島 110試合56勝51敗3分 0.5
→4 阪神 109試合49勝54敗6分 5.0
→5 中日 107試合48勝57敗2分 2.0
→6 ヤクルト 109試合43勝64敗2分 6.0(Full-Count編集部)

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