【MLB】菊池雄星、4回途中5失点KO 8戦連続白星なし&防御率5.56も…黒星は消える

敵地でのタイガース戦に先発登板したマリナーズ・菊池雄星【写真:AP】

味方が勝ち越した直後に2被弾で逆転許し無念の降板、打線が6回に6得点で逆転

■タイガース – マリナーズ(日本時間14日・デトロイト)

 マリナーズの菊池雄星投手が13日(日本時間14日)、敵地タイガース戦に先発し、3回1/3を9安打5失点でKO。逆転を許して無念の降板となったが、打線が6回に一挙6点を奪って逆転し、黒星は消えた。

 菊池は初回、2死二、三塁のピンチを招くも、ロドリゲスはチェンジアップで空振り三振に仕留めて無失点。2回は2死からロジャースに四球を与えたが、メーサーは三ゴロに仕留めた。

 マリナーズ打線は3回、クロフォードのタイムリーで1点を先制。しかし、菊池はその裏に1死三塁からカブレラに右翼への適時二塁打を浴びて同点とされる。それでも、マリナーズは直後の4回にシーガー、マーフィーの連続ソロ弾で2点を勝ち越し。菊池を援護した。

 ところが、菊池は4回先頭のヒックスにソロ弾を浴びて1点差とされると、デメリットに中前打を許し、ロジャースに痛恨の逆転2ランを被弾。試合をひっくり返された。さらに、メーサーに右前打、ルーゴに右翼への二塁打を浴び、1死二、三塁とされて降板。6月23日(同24日)のオリオールズ戦以来、8戦連続白星なしとなった

 2番手のグロッツが暴投で三塁走者の生還を許し、菊池の失点は「5」に。マリナーズは5回にも1点を失って3-6とされたが、6回にシーガーの同点3ランが飛び出し、菊池の黒星は消滅。さらに、マーフィーのソロ弾で勝ち越すと、ロペス、スミスの適時二塁打で2点を追加し、この回一挙6点を奪った。

 菊池は白星も黒星もつかず。この日は81球を投げてストライクは58球。防御率は5.56となった。(Full-Count編集部)

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