パイレーツ17安打の猛攻で逆転勝利 大谷2安打2打点

【パイレーツ10-7エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

パイレーツは、先発のトレバー・ウィリアムスがピリッとせず、2回終了時点で4点を先行される苦しい展開となったものの、1番から6番までの6人がいずれもマルチヒットを記録するなど、打線が17安打10得点と爆発。エンゼルスを10対7で破り、逆転勝利を収めた。打線の援護に助けられたウィリアムスは、5回7安打5失点という不安定な投球ながら今季5勝目(5敗)。3点差まで追い上げられた9回裏一死一塁の場面で登板した5番手のフェリペ・バスケスは、1球でコール・カルフーンを併殺打に仕留め、今季22セーブ目をマークした。一方、敗れたエンゼルスは、2番手のテイラー・コールが4失点で今季4敗目(2勝)。3回までに5点を奪った打線の頑張りを勝利に繋げることはできなかった。

4点ビハインドの3回表にコリン・モランのタイムリー二塁打などで3点を返したパイレーツは、2点ビハインドで迎えた5回表にジョシュ・ベルの31号2ラン、ホゼ・オスーナのタイムリー二塁打、パブロ・レイエスのタイムリーで4点を奪い、逆転に成功。その後もオスーナの犠牲フライ、アダム・フレイジャーのタイムリー二塁打、ブライアン・レイノルズの13号ソロで追加点を奪い、最後は守護神バスケスを投入して10対7で逃げ切った。なお、エンゼルスの大谷翔平は、この日も定位置の「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席でタイムリー二塁打、2回裏の第2打席でタイムリー三塁打を放ったが、その後はセカンドゴロ、空振り三振、セカンドゴロ(併殺崩れで一塁に残り、今季10個目の盗塁に成功)に終わり、5打数2安打2打点だった(打率.291)。

© MLB Advanced Media, LP.