【ヘルメットはドライバーの顔:中嶋一貴】「何事も、こだわりは少ない方がいいんですよ」/動画インタビュー

 全日本スーパーフォーミュラ選手権に出場するドライバーに、ヘルメットのこだわりを語ってもらうこの連載企画。今回はVANTELIN TEAM TOM’Sの中嶋一貴に、スーパーフォーミュラのオフィシャルステージMCを務める笠原美香さんが、今シーズン使用するヘルメットについて話を聞いた。

 一貴といえば、もはやトヨタを代表するだけでなく、日本を代表するレーシングドライバーのひとりだ。2019年はスーパーフォーミュラ、スーパーGT、そしてWEC世界耐久選手権の3カテゴリーに出場しており、多忙を極めている。

 今年は2018年に続いてル・マン24時間レースで総合優勝を飾り、見事連覇を達成。自身初となるWECのタイトルを獲得した。世界選手権では活躍を見せた一貴だが、スーパーフォーミュラでは自身のミスや不運に見舞われることがあったものの、この第4戦富士で今シーズン初入賞。本人曰く「トンネルの出口は見えている」とのことで、後半戦での巻き返しに期待がかかる。

 そんな一貴のヘルメットは、すでにご存知の方も多いだろうが、父である元F1ドライバーの中嶋悟さんのヘルメットとよく似たデザインだ。ただし悟さんのヘルメットは赤字に白い文字で『NAKAJIMA』とデザインされているが、一貴のヘルメットは赤と白の配色が反転しており、またヘルメット全体的に赤の配色が増え、ゴールドのラインが入っている。基本となるデザインこそ似ているが、随所で大きな違いが見られるヘルメットだ。

 また動画内では、今年のニュルブルクリンク24時間レースにおいて、一貴のヘルメットによく似たデザインを採用したドライバーをご紹介。これには一貴自身も驚いたようだ。

 改めて一貴が語るヘルメットのデザイン、こだわり、そして2019年シーズン後半戦に向けた意気込みなど、今回も内容は盛りだくさんだ。ぜひご視聴いただきたい。

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