台風9号の農水物被害は3億円 沖縄県が速報 サトウキビが被害額96%占める

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降り続いた雨で冠水したサトウキビ畑=9日、宮古島市下地嘉手苅

 県農林水産部が10日に発表した台風9号による農林水産業被害報告(第1報)によると、被害総額の見込みは3億471万円になった。サトウキビが2億9401万円で、被害額全体の96.4%を占めた。強風で茎が倒れたほか葉が裂けるなど、キビ畑で約6970ヘクタールに被害があった。

 オクラなどの野菜は566万円、パイナップルやマンゴーなどの果樹は69万円だった。海ぶどうの養殖施設や種苗供給施設の破損などがあり、水産関係施設の被害額は330万円になった。農業用施設では、特に大きな被害はなかった。

 宮古地区の被害総額は2億6540万円で、県全体の87%を占めている。キビ被害が97.4%を占め、2億5858万円に上った。宮古島市は「下地、上野地区で比較的被害が大きかったが、想定していたよりも被害は抑えられた」との見解を示した。