【MLB】カーショー、7回2安打無失点10Kで12勝目! 初回先頭から圧巻の7者連続奪三振

12勝目を挙げたドジャースのクレイトン・カーショー【写真:AP】

メジャー記録の先頭から8者連続三振には届かずも、5回2死まで完全投球

■ドジャース 9-1 マーリンズ(日本時間15日・マイアミ) 

 ドジャースのクレイトン・カーショー投手が14日(日本時間15日)、敵地マーリンズ戦に先発。7回2安打無失点、10奪三振の快投で12勝目(2敗)を挙げた。初回先頭からは圧巻の7者連続三振を披露。5回2死まで完全投球の圧巻のピッチングだった。

 カーショーは初回の先頭ベルティ、ディアス、アンダーソンを3者連続空振り三振に斬ると、続く2回もクーパー、カストロを空振り三振、ラミレスは見逃し三振とした。3回もアルファーロを空振り三振に仕留め7者連続を記録。続くブリンソンは遊ゴロで連続奪三振は途切れたが、ヘルナンデスを空振り三振に抑えて8個目の三振をマークした。

 4回もベルティを遊ゴロ、ディアスを空振り三振、アンダーソンを一ゴロで3者凡退。5回2死からラミレスに初ヒットを許したが、7回を2安打無失点。無四球で10奪三振、90球中ストライク66球の快投だった。

 ドジャースは新人のエドウィン・リオス内野手の、メジャー初本塁打を含む2発などで9-1で大勝した。4連勝で8月は10勝2敗。ナ・リーグ西地区2位のダイヤモンドバックスと19.5ゲーム差に広げた。勝ち投手のカーショーはナ・リーグ3位タイの12勝(2敗)。さらに防御率2.63としてナ・リーグ4位に浮上した。

 カーショーは初回先頭から7者連続三振を記録したが、メジャー記録は8者連続三振。86年9月23日にジム・デシャイーズ(アストロズ)、14年9月15日にジェイコブ・デグロム(メッツ)、18年9月26日にヘルマン・マルケス(ロッキーズ)が記録している。(Full-Count編集部)

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