MotoGP:ドゥカティのサテライトチームがミラーとの契約延長。2020年もワークスマシンで参戦

 MotoGPに参戦するプラマック・レーシングは8月14日、ジャック・ミラーとの契約延長を発表。ミラーは2020年もプラマック・レーシングからMotoGPクラスに継続参戦することになった。

 ミラーは、ドゥカティと直接契約を結んでおり、その契約も延長。また2020年は、チームメイトのフランセスコ・バニャイアとともにをファクトリー(ワークス)スペックのデスモセディチGPで参戦する。

 ドゥカティのスポーツディレクター、パオロ・チャバッティは、ワークスマシン供給とミラーの起用について次のようにコメントを発表している。

「2020年、ジャックとペコ(フランセスコ・バニャイアの愛称)は、我々ファクトリーがサポートしているチームで、デスモセディチGP20を使用できるようになる。ドゥカティがMotoGPで4台のファクトリーマシンを走らせることは初めてのことだ。この並外れた努力により、ライダー間の公正かつ積極的な競争を促進することが目的だ。また、より多くの情報を収集して共有し、開発プロセスを改善することができる」

「ジャックは2018年にドゥカティに入って以来、継続的な進歩を見せてきた。ジャックが来年も我々との関係を継続してくれることをうれしく思う。また、ドゥカティと継続的な約束を果たしてくれるプラマック・レーシングに感謝したい」

ジャック・ミラー(プラマック・レーシング)

 契約更新が決まったミラーは「ドゥカティと合意に達したことがとてもうれしい」とコメント。

「プラマック・レーシングは、スタート初めから良いフィーリングを作ってくれたし、ドゥカティとの関係は非常に緊密だ。再びファクトリーマシンが供給されるから、すばらしいリザルトを獲得するためにベストをつくしたい」

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