中川大志「北海道から愛をもらった」。札幌ドームに“コンサカラー”で登場!

NHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8:00ほか)で才能あふれるアニメ演出家・坂場一久を演じる中川大志が、8月10日に北海道・札幌ドームで行われた「北海道コンサドーレ札幌対浦和レッズ」の試合に先駆けて行われた「マッチボールセレモニー」に登場し、スタジアムを沸かせた。

イベント当日に放送された「なつぞら」では、中川演じる坂場とヒロイン・奥原なつ(広瀬すず)との結婚式の模様が放送されたばかり。なつと姉妹のように育った柴田夕見子(福地桃子)も、前日の放送で小畑雪次郎(山田裕貴)からのプロポーズを受け、坂場の提案で坂場&なつと合同結婚式を挙げることに。この日の放送では、柴田家や小畑家をはじめ懐かしい北海道編のメンバーも一堂に会し、晴れ着姿の2組を囲み結婚を祝う、喜ばしい回となった。

選手入場に続いて行われたセレモニーでは、中川がその日の試合球を主審に手渡すと、サポーターの熱気も最高潮に。超満員のスタンドからは、割れんばかりの大きな歓声が送られた。

セレモニーを終えた中川は「暗転した会場にサポーターの灯す赤いライトが浮かび上がり、本当に幻想的な光景でした。その中を、選手の後についてピッチに立ち、ボールを主審に渡すなんて。本当にありえない状況に、すごく緊張しましたし、このような機会を頂けたことに感謝します」と会場の熱気を浴びて紅潮しながら語った。

また、「今日はチームの勝利を少しでも後押ししたいという気持ちで、赤と黒のコンサドーレカラーを意識した服装にしました。この後もサポーターの皆さんと共に全力で応援したいと思います」とコメント。「満員のスタンド、一人一人の顔は見えなくても、皆さんからの大歓声を頂き、『なつぞら』の一員としてここの舞台に来られたことに感謝するとともに、北海道の皆さんからの愛をたくさん頂きました」と笑顔を見せた。

この日の浦和戦は、元日本代表・小野伸二選手が5年間在籍したコンサドーレからFC琉球への移籍前最後の試合。午前中には同スタジアムで、元選手・河合竜二が引退セレモニーを兼ねた前座試合を行っており、元日本代表監督・岡田武史らも駆けつけていた。北海道コンサドーレ札幌にとって、メモリアルな1日となった。

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