新潟県で40.4℃ 今年全国1位の暑さを更新 週末は関東で40℃か 台風10号の風でフェーン現象

15日正午ごろの新潟市内の様子(撮影:清水祥太/気象予報士)

 きょう15日もフェーン現象の影響で、日本海側で著しく気温が上がっている。新潟県胎内市では、午後0時半過ぎに40.4℃を観測し、今年全国1位を更新した。新潟県では、きのう14日の上越市高田(40.3℃)に続き、二日連続で40℃以上を観測している。そのほか、午後0時40分までの最高気温は、新潟県三条市40.0℃、山形県鶴岡市鼠ヶ関39.7℃、同県長岡市寺泊39.6℃など。

 あす16日(金)は台風が日本海へ進み、北陸にも雨雲がかかる影響で、15日ほど顕著な高温は予想されていない。ただし、暑い地域が分散する傾向にあり、日本海側だけでなく関東でも35℃以上の猛暑日となる所がある見込み。

週末猛暑 関東で40℃前後予想

 17日(土)から18日(日)にかけては、猛暑の中心が太平洋側に移る予想で、関東や東海、近畿で37℃前後まで上がる予想だ。特に、17日の関東は、熊谷など内陸で39℃、局所的にはそれ以上の高温となる可能性がある。東京都心でも17日をピークに厳しい暑さが続くと予想されるため、熱中症など健康管理にいっそうの注意・警戒が必要となる。

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