剣詩舞コンクール決勝出場 三木さん「練習の成果を」 長崎市長に抱負

決勝大会に向けて抱負を話す三木さん(中央)=長崎市役所

 9月に東京である全国剣詩舞コンクール決勝大会(日本吟剣詩舞振興会主催)の幼年の部(12歳未満)に、九州代表として初出場する三木祥菜(しょうさい)(本名・絢菜)さん(10)=長崎市立小榊小5年=が14日、長崎市役所を訪れ、田上富久市長に「練習の成果を出して勝ちたい」と抱負を述べた。
 三木さんは、詩吟に合わせて舞う「剣舞」の流派「勝風神刀流剣舞術」を2歳から習い始め、父で3代目宗家の勝風(本名・貞義)さん(43)の指導を受けてきた。
 同コンクールには5歳から毎年挑戦。6回目の出場となった今年は5月の県大会、7月の九州大会を制して全国の切符を初めてつかんだ。
 勝風さんらも同席し、出場を報告。田上市長は「決勝大会は大きな経験になる。チャレンジしてきてほしい」と激励した。

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