主砲のサヨナラ弾でロッキーズ勝利 平野1回3失点

【ダイヤモンドバックス6-7xロッキーズ】@クアーズ・フィールド

ロッキーズは、5対5の同点で迎えた9回表に4番手のスコット・オバーグがケテル・マーテイにタイムリーを浴びてダイヤモンドバックスに勝ち越しを許したものの、その裏にノーラン・アレナードが無死一塁からレフトへの27号逆転サヨナラ2ラン。主砲の劇的な一発により、7対6でダイヤモンドバックスを破った。オバーグは1回1失点ながらアレナードの一発に救われて今季6勝目(1敗)をマーク。一方、1点リードの9回裏に5番手として登板したダイヤモンドバックスのクローザー、アーチー・ブラッドリーは痛恨の一発を浴び、今季5敗目(3勝)を喫した。

初回にマーテイのタイムリー二塁打とウィルマー・フローレスのタイムリーで2点を先制されたロッキーズは、2回裏と3回裏に1点ずつを奪って同点に追い付いたものの、先発のカイル・フリーランドが6回表にエドゥアルド・エスコバーの27号2ランとフローレスの3号ソロで3失点。しかし、直後の6回裏に、ダイヤモンドバックス3番手の平野佳寿から一死二・三塁のチャンスを作り、代打ライアン・マクマーンの14号3ランで一気に同点とした。その後は両軍とも勝ち越し点を奪えない状況が続いたが、9回表にダイヤモンドバックスが1点を勝ち越すと、ロッキーズはその裏にアレナードが逆転サヨナラ弾。アレナードがサヨナラ弾を放つのは、サイクル安打を達成した2017年の父の日以来だった。なお、平野は1回5安打3失点と苦しいピッチング。3点リードを追い付かれて今季5度目のセーブ失敗が記録され、今季の防御率は4.60となった。

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