1イニング10得点 ナショナルズが17安打17得点で大勝

【レッズ7-17ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク

ナショナルズは、1対1の同点で迎えた5回裏に打者13人を送り込む猛攻で一挙10得点。続く6回裏にも打者10人を送り込んで6点を追加し、17対7でレッズに大勝した。ナショナルズ先発のスティーブン・ストラスバーグは、6回途中7安打4失点と決して本調子ではなかったものの、打線の大量援護に助けられて今季15勝目(5敗)。7回から3番手として登板したハビー・ゲラが3回3失点ながら今季2セーブ目をマークした。一方、レッズは先発のトレバー・バウアーが5回途中8安打9失点と炎上して今季9敗目(10勝)。2番手のサル・ロマノも2/3回を投げて6安打8失点と大炎上し、ナショナルズ打線の勢いを止めることはできなかった。

5回裏のナショナルズは、一死二・三塁からストラスバーグとトレイ・ターナーの連続タイムリー、アダム・イートン(8号3ラン)とアンソニー・レンドン(26号ソロ)の連続アーチであっという間に6得点。再び一死二・三塁とし、アズドゥルバル・カブレラのタイムリー二塁打とカート・スズキの13号3ランで一挙10得点のビッグイニングが完成した。さらに、6回裏には無死二・三塁からレンドンとフアン・ソトの連続タイムリーで2点を追加し、無死満塁からカブレラ、スズキ、ビクトル・ロブレスの3連打で一挙6得点のビッグイニングに。わずか2イニングで16点を奪い、一気に試合を決めた。なお、レッズの新鋭アリスティデス・アキーノは、7回表にゲラから9号ソロ。デビュー14試合目で9本塁打を放ったのは、メジャーリーグ史上最速記録となった。

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