「見た目に反して足速い」 今季2盗塁目の西武中村、走塁技術の高さにファン驚き

西武・中村剛也【写真:荒川祐史】

14日のオリックス戦、5回に今季2個目の盗塁を決めた中村

 11日のロッテ戦から西武の4番に座るベテラン中村剛也内野手。今季は101試合で打率.284、20本塁打を打ち、86打点はチームメートの山川穂高内野手に次ぐリーグ2位に位置している。山川の不振に伴ってチームの主軸を任されると、本塁打こそ出ていないものの、4試合全てで安打を放ち、3試合で打点を挙げている。

 現役最多の405本塁打を誇り、その長打力を最大の武器とする中村。8月15日に36歳の誕生日を迎えるベテランとなったものの、その打力に陰りは見られない。バットだけでなく、グラブ捌きも巧みで、守備力も高い。

 その中村が14日のオリックス戦で見せた1つのプレーを「パーソル パ・リーグTV」が注目し、動画で紹介するとファンの間で反響が広がった。

 そのプレーとは中村が決めた今季2個目の盗塁。5回先頭打者で中前安打を放ち出塁すると、続く栗山に対しての6球目でスタートを切った。栗山は空振り三振となったが、好スタートを切っていた中村は悠々と二塁盗塁を成功させたのだった。

 175センチ102キロの体格を誇る中村だが、これが今季2つ目の盗塁。通算で26個目の盗塁成功で、5年連続で盗塁を決めている。ファンからは「見た目に反して足速いんだよなあ」「元から足は速いんだよな」と、その俊敏性を称える声だけでなく「スタート完璧じゃない?」「スタートめっちゃ良くて笑った」「スライディング上手い」と、その走塁技術に驚く声も上がっていた。(Full-Count編集部)

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