新潟県内2日連続で40度超え 胎内で40.7度 台風は16日に最接近

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強い日差しが照り付けた国道のアスファルト。ゆらゆらと逃げ水が現れた=15日、胎内市中条

 新潟県内は15日、台風10号の接近に伴うフェーン現象などの影響で、気温が2日連続で40度を超える猛暑となった。胎内市(中条)ではこの日全国で最高の40.7度を観測した。2018年8月23日に同所で記録した40.8度に次ぐ、県内過去2番目の暑さとなった。新潟地方気象台によると、台風は16日朝から昼すぎにかけて県内に最接近する見通しで、激しい雨と強い風に注意を呼び掛けている。

 15日は長岡市(寺泊)で40.6度、三条市で40.0度を記録。県内29観測地点のうち、佐渡市(両津)や糸魚川市(能生)など6地点で観測史上最高となったのを含め、15地点で今年の最高気温を更新した。

 新潟地方気象台によると、太平洋高気圧に覆われて日差しが厳しくなったこととフェーン現象に加え、前日の暑さが引かず、15日は朝から既に気温が高かったことが要因とみられる。

 新潟日報社の午後5時現在のまとめでは、県内で熱中症とみられる搬送者は35人だった。気温の高い状態は16日夜まで続く見通し。

 台風の接近に伴い、16日午後6時までの24時間降水量は多いところで、下越で100ミリ、中越と佐渡で80ミリ、上越で60ミリとなる見込み。予想される陸上の最大風速は下越で15メートル、上中越で12メートル、佐渡で18メートル。海上では、上中下越で18メートル、佐渡で20メートル。波の高さは、下越と佐渡で5メートル、上中越で3メートルと予想される。

 台風の影響で交通機関にも影響が出た。

 新潟空港事務所によると、15日午後5時現在、新潟空港発着で大阪(伊丹)や名古屋(中部国際)などと結ぶ13便が欠航した。16日については、全日空が大阪(伊丹)発新潟行きの1便の欠航を決め、日本航空は通常通り運航の予定。

 えちごトキめき鉄道は15日午前9時半以降、糸魚川-泊間を区間運休した。16日も同区間で、始発から上下線計12本を運休する。

 新日本海フェリーは16日の新潟-小樽間の2便を欠航する。佐渡汽船は新潟-両津間のカーフェリーは通常通り運航予定だが、新潟-両津間のジェットフォイルと直江津-小木間については16日早朝に判断する。