静岡茶を使ったかき氷「茶氷」を30店舗が提案!【vol.22:ななや】

静岡県で初めて抹茶をつくった製茶メーカー、丸七製茶の直営店である「ななや」は、茶氷プロジェクトで「本格派の濃い抹茶氷」「本格派の濃いほうじ茶氷」を提供しています。シャーベットのようにどこを食べても均一な美味しさの濃厚茶氷を、1種もしくは2種のチョイスで食べられます。静岡県内の静岡店、牧之原店のほか、東京・青山店、京都三条店でも提供しています。

お茶の生産量が国内で4割を占め、日本一のお茶処である静岡。そんな静岡茶の美味しさをかき氷を通して伝えていく「茶氷プロジェクト」が昨年始動し、12店舗で3か月の間に30,000杯以上が販売される盛況ぶりでした。2年目の今年は、静岡県下の5市2町+東京都内の30店舗がオリジナルの茶氷メニューを提供します。2019年9月30日まで実施中。

ななやの「本格派の濃い抹茶氷」「本格派の濃いほうじ茶氷」

今回ご紹介する「ななや」は、製茶メーカー丸七製茶が営業する静岡抹茶スイーツファクトリーです。『世界で一番濃い抹茶ジェラート』でメディアに取り上げられることもしばしば。

抹茶の濃さは7段階あり、No.1を基準として、数字が倍数になります。つまり、No.7はNo.1 の7倍の抹茶を使用しています!このNo.7は「プレミアムNo.7」(530円・税込)として、農林水産大臣賞を受賞した茶園の抹茶を特別に使用。抹茶は高級なほど苦みが控えめな素材です。濃いものが実現できるのは、抹茶が高級な証拠なんです。

茶氷プロジェクトのためにななやが用意したのは、「本格派の濃い抹茶氷」「本格派の濃いほうじ茶氷」。抹茶氷は、土づくりから携わった石臼挽きの高級なお点前用の抹茶を使用。ほうじ茶氷は2 度火入れした、ほうじ茶をふんだんに使用。シャーベットスタイルで、どこを食べてもしっかり味と香りが楽しめます。濃厚なのに後味爽やかで、抹茶氷派とほうじ茶派で人気を二分しています。画像は2種カップ(抹茶とほうじ茶)です。

美味しさの秘密をお店にインタビュー

Q. 「茶氷」に参加した理由はなんですか?

A. 藤枝産のお抹茶の良さ、ほうじ茶の香ばしい香りと味わいを、ダイレクトにお伝えしたいと思ったからです。静岡も美味しい抹茶が生産されていると言う事を知って頂きたいです。

Q. コラボしたお茶の銘柄と、選んだ理由を教えてください。

A.生産農家さんと一緒に土から作った藤枝のお抹茶を使っています。高級なタイプで石臼で挽いた香り高いお抹茶をふんだんに茶氷全体に入れる事ができるのは、静岡で初めてお抹茶を作った当社だからです。

Q. 他と違うと自負するこだわりなど、商品の特徴を教えてください。

A. 石臼挽きの抹茶であること。ほうじ茶に関しても2度火入れした香ばしいタイプ。香料や色などは一切加えず、お抹茶の香り、ほうじ茶の香りと味わいが強く感じられます。シロップではなく、全体にまぜて氷として作っているので、どの部分も味がぼけず、最後まで濃く味わえます。高級なお茶をどこよりも濃くいれ、お求めやすい価格で提供しています。

Q. 出来上がるまでのエピソードを教えてください。

A. お話をいただいてから10回ほど試作を繰り返し、濃すぎず、ちょうど良い糖分割合にできました。スタッフ皆で毎回味わい、固さを調整していきました。

Q. どんな人に食べて欲しいですか?

A. お茶のお好きな老若男女の皆様。濃いほうじ茶は香ばしく、コーヒー好きの方にも召し上がっていただけます。

Q. 実際の客層を教えてください。

A. 小さいお子様からご年配まで。特に若い方はインスタにあげてくださっているのか、店内で良く写真を撮影されています。

Q. 並ばずに入れますか?

A. 殆ど並ぶ事無く召し上がれます。並んだとしても、15分くらいです。

Q. 来年も参加しますか?

A. 参加したいです。

抹茶かほうじ茶か選ぶのが難しいので、ダブルで行きたいですね。

■商品詳細

メニューの正式名称:「本格派の濃い抹茶氷」「本格派の濃いほうじ茶氷」

税抜価格:1種カップ 370円(税込)、2種カップ 470円(税込)

展開時期:7月28日~9月末

■展開するお店の詳細

店舗名:ななや藤枝本店

※静岡店(静岡県静岡市)、牧之原店(静岡県牧之原市)、青山店(東京都渋谷区)、京都三条店(京都府京都市)でも提供しています。

住所:藤枝市内瀬戸141-1

TEL:054-646-7783

営業時間:10:00-18:00(水曜定休 ※祝日営業)

HP:https://www.nanaya-matcha.com/

アクセス方法:藤枝駅からバス 総合庁舎下車

[All photos by ななや]

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