甲子園3回戦 海星 対 八戸学院光星 両監督に聞く

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海星・加藤監督(左)、八戸学院光星・仲井監督(右)

 長崎県代表の海星は第10日の3回戦第4試合(16日15時30分)で八戸学院光星(青森)と対戦する。相手は青森大会6試合で15本塁打を含む71安打、72得点と抜群の打力を誇り、今大会も2試合計29安打19得点。対する海星は2回戦から登場して聖光学院(福島)に3-2で競り勝ってきた。試合を前に、海星の加藤慶二監督、八戸学院光星の仲井宗基監督に勝負の鍵や意気込みなどを聞いた。

 -ここまでを振り返って、チームの状態は。
 加藤 すべてにおいて粘った。技術的、体力的な体の切れは良くないが、心は充実している。コンディションをしっかりと整えてあげたい。
 仲井 青森大会から引き続き、打撃は全体的に好調を維持している。投手陣も2回戦は多く失点したが、調子は決して悪くない。

 -相手の印象を。
 加藤 甲子園の1試合目は生で見たが、正直、うちが勝っているのは一つもないな、と。攻守とも高校生離れしたスケールの大きい選手ばかり。
 仲井 派手さはないが、守備が堅実。打線は左打者が多く、小技も効く。バントや盗塁、エンドランなどに翻弄(ほんろう)されないようにしたい。

 -キーマンは。
 加藤 投手江越。はまればある程度のイニングを投げられるかも。躊躇(ちゅうちょ)なく投入してチャレンジする。起用法はかなり迷う。百パーセント継投。
 仲井 全員がそれぞれの役割を果たしてくれれば。(1番の)武岡は好調。やや調子を落としている(4番の)原の復調がポイントになるのかなと思う。

 -警戒する選手は。
 加藤 全員。1番から気が抜ける打者はいない。相手どうこうではなく、自分たちがやれるか。投手も左右、横手投げもいて、相手が上。
 仲井 投手の柴田君。低めにコントロールよく投げる。動く球を打たされないよう注意したい。打者では2回戦で本塁打を放った2番の大串君。

 -目指す展開は。
 加藤 五回までできれば5点以内、トータルで何とか1桁に抑え、打っていくしかない。下位打線が機能して上位につなげるか。村上に期待。
 仲井 ない。どんな展開になっても、粘り強く戦う。(海星は)基本は継投のようなので、柴田君を攻略してそれを早くさせる攻撃ができれば。

 -意気込みを。
 加藤 今までやってきたことを全部ぶつける。初戦は疲れた状態で臨ませた。それ以上の動きはできるはず。打撃も当たっていくと思う。
 仲井 とにかく一戦必勝で。まだまだ甲子園で試合をしたい。どういった形であれ、勝つことを目標に頑張っていきたい。