オオオニバスに乗ったよ 県中央植物園で体験会

重さ100キロまで耐えられるオニバスの模型に乗る参加者=県中央植物園

 池に浮かぶパラグアイオニバスの葉に乗ることができる体験イベント「オオオニバスに乗ってみよう」が16日、富山市婦中町上轡田の県中央植物園で始まり、親子連れらが訪れた。18日まで。

 パラグアイオニバスの葉は、1枚が1メートルを超える大きさ。水に浮かべれば、体重30キロの子どもが乗っても沈まないという。同園では、約1ヘクタールの池に最大直径1.4メートルの葉が約100枚浮かんでいる。水に浮くために空気をためることができる葉の仕組みを学んでもらおうと、2008年からイベントを開いている。

 子どもたちは職員に付き添ってもらい、池に浮かんだ丸いお盆型の葉に座って大喜び。重さ100キロまで沈まないという安定した葉の模型も用意され、親子が一緒に楽しんだ。

 家族4人で訪れた青木実南さん(7)=新潟県柏崎市=は「ふわふわ揺れて、楽しかった」と笑顔で話した。

パラグアイオニバスに乗り、池に浮かぶ参加者
オニバスに乗った子どもを写真撮影する保護者ら
園内の池に浮かぶパラグアイオニバスの葉

© 株式会社北日本新聞社