30歳の元オランダ代表FW「脳の病気」を電撃告白、治療へ

FCバーゼルに所属している元オランダ代表FWリッキー・ファン・ウォルフスウィンケルは、自身の脳に動脈瘤が発見されたことを告白した。

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脳動脈のある部分がコブのように膨らんでいる状態となっているのが「脳動脈瘤」。

もしこれが何らかの原因で破裂してしまった場合、くも膜下出血という致命的な症状に発展する。発症すれば二人に一人が命を落とし、助かっても高い確率で後遺症が残ることになる。

先週行われたLASKリンツ戦で頭部を打撲したことから脳震盪の検査を受けたところ、ファン・ウォルフスウィンケルの頭部に異常が発見されたとのこと。

ただ、動脈瘤は試合中の打撲によって生まれたものではなく、ある時点で自然と発生したものだという。

ファン・ウォルフスウィンケルは「症状がなかったため分からなかったんだ。治療を受けることは、サッカーを長く休むことを意味する。今のところ予定は立てられないが、半年以上にはならないと思うよ」と話している。

また「戻れるかどうかは治療の結果にかかっている。普通は破裂して手遅れになるものを速やかに発見できた。バーゼルの医師にとても感謝している」と話し、発見は幸運だったとも。

かつてフィテッセやユトレヒト、スポルティング・リスボン、ノリッジ、サンテティエンヌなどでプレーし、オランダ代表でも2試合に出場したファン・ウォルフスウィンケル。30歳で直面した病気に打ち勝つことができるだろうか。

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