エンゼルス辛くも逃げ切り トラウト40号 大谷2安打

【ホワイトソックス7-8エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは、3回裏にマイク・トラウトが40号ソロ、6回裏にジャスティン・アップトンが8号3ランを放つなど、6回終了時点で6点をリード。その後、7回表に1点、9回表に4点を失い、1点差まで追い上げられたものの、クローザーのハンセル・ロブレスがなんとか踏ん張り、8対7でホワイトソックスを破った。7回4安打3失点の好投を見せたエンゼルス先発のアンドリュー・ヒーニーが今季2勝目(3敗)、ロブレスが今季17セーブ目をマーク。ホワイトソックス先発のレイナルド・ロペスは6回途中9安打5失点で今季10敗目(7勝)を喫した。

過去4試合で合計11打数ノーヒットの「スランプ」に陥っていたトラウトだが、過剰な心配は無用だったようだ。初回の第1打席で二塁への内野安打を放ったトラウトは、3回裏の第2打席で40号ソロ、5回裏の第3打席でセンターへのヒット、6回裏の第4打席でレフトへのヒットを放ち、8回裏の第5打席は四球。全5打席で出塁し、4打数4安打1打点4得点の大活躍でチームを勝利に導いた。また、定位置の「3番・指名打者」で先発出場した大谷翔平は、第1打席でレフトへの二塁打、第2打席でライトへのヒットを放ち、3試合連続となるマルチヒットを記録。その後の3打席は空振り三振、二塁手のエラー、ライトフライに終わったが、5打数2安打で今季の打率は.296となった。

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