中国、新疆の収容施設を正当化

「反テロ」と主張、批判に反論

©一般社団法人共同通信社

中国新疆ウイグル自治区アルトゥシュの収容施設で入所者に標準語を教える「授業」=4月(共同)

 【北京共同】中国政府は16日、新疆ウイグル自治区に設置している少数民族らの収容施設に関する白書を公表し「反テロという国際社会の原則と理念を体現した取り組みだ」と正当化した。イスラム教徒が多いウイグル族に対する人権侵害だとする国際社会の批判に反論した。

 中国政府は収容施設を「職業技能教育訓練センター」と呼ぶ。白書は「(収容者が)宗教過激主義の束縛から脱することを助け、思想を解放し人格を向上させる」のが目的と強調。「集中訓練」や「寄宿学習」を無料で実施していると説明した。

 施設内でイスラム教の礼拝などの宗教活動を禁じていることは「教育と宗教の分離」とした。