宮ケ瀬湖畔を染める〝大輪〟2千発 湖底に沈んだ故郷思う

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2千発が打ち上げられた宮ケ瀬ふるさとまつり花火大会=清川村宮ケ瀬

 清川村の夏の夜空を彩る「宮ケ瀬ふるさとまつり花火大会」が15日夜、宮ケ瀬湖畔園地(同村宮ケ瀬)で行われた。台風10号の接近で度々、激しい風雨に見舞われたものの、約2千発の花火が無事打ち上がった。地域住民らでつくる実行委員会の主催で、ことしで36回目。

 まつりは、宮ケ瀬ダムの建設で湖底に沈んだ集落から移転した人や地元に残った住民らが集い、故郷を思う機会にしようと、1984年に始まった。

 この日は荒天の中、風雨が静まるタイミングを見計らいながら、花火を打ち上げた。趣向を凝らした数々の花火が、宮ケ瀬湖畔の夜空や湖面を色鮮やかに染めた。主催者によると、8千人の人出があったという。