非政府組織(NGO)「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」が2017年に受賞したノーベル平和賞のメダルと賞状の公式レプリカ展が16日、長崎県佐世保市島瀬町の島瀬美術センターで始まった。17日まで。
県内の被爆者ら約30人でつくる「ICANサポート・ナガサキ」主催。夏休み中の子どもたちに平和について考えてもらおうと、県内各地で巡回展示している。会場にはメダルと賞状のレプリカのほか、ICANの活動や平和賞授賞式の様子を紹介するパネルや写真集なども並ぶ。
市立日野小5年の金谷ひいらさん(10)は「ノーベル賞は世界のために役立つことをした人がもらえるものだと思う。戦争や平和の話は難しいけれど、これから勉強していきたい」と話した。
ICANノーベル平和賞のレプリカメダル きょうまで展示 佐世保・島瀬美術センター
- Published
- 2019/08/17 00:01 (JST)
- Updated
- 2019/08/17 11:45 (JST)
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