【MLB】驚異の新人アキーノが豪快10号弾 デビュー16戦10発、また最速記録を更新

10号弾を放ったレッズ・アリスタイズ・アキーノ【写真:Getty Images】

従来の記録はホスキンスの16戦9本塁打

■カージナルス 13-4 レッズ(日本時間17日・シンシナティ)

 レッズの驚異のルーキー、アリスタイズ・アキーノ外野手が16日(日本時間17日)の本拠地カージナルス戦で10号2ランを放った。デビュー16試合(昨季1試合、今季15試合)での10本塁打はメジャー最速記録。信じられないペースでホームランを量産している。

 カージナルスの大量リードとなった一戦。アキーノに一発が飛び出したのは、1-12と11点ビハインドで迎えた6回だ。2死三塁で右腕ウェインライトの86マイル(約138キロ)のカットボールを捉え、左中間スタンドへ運んだ。

 初速104マイル(約167キロ)で飛び出したボールは、97フィート(約30メートル)の高さまで舞い上がり、396フィート(約120メートル)の飛距離を叩き出した。

 ドミニカ共和国出身の25歳は昨年は1試合のみの出場に終わったが、傘下3Aルイビル・バッツから今月1日(同2日)にメジャー昇格。193センチ、99キロの巨体で驚異的なパワーを誇り、9日(同10日)のカブス戦ではダルビッシュから右方向への先制本塁打も放った。

 MLB公式サイトによると、デビュー16試合で10本塁打はメジャー最速記録。従来の記録はホスキンス(フィリーズ)の16試合9本塁打だった。(Full-Count編集部)

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