巨人3連勝、坂本勇が自己新32号&高橋6回零封で5勝目 阪神は西が6回1失点も…

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

巨人は7回に3点追加し逃げ切り、阪神は北條4号&福留6号も空砲…

■巨人 4-2 阪神(17日・東京ドーム)

 巨人は17日、本拠地での阪神戦に4-2で勝利した。初回に坂本勇がキャリアハイを更新する32号ソロを放つと、先発のドラ1高橋が6回2安打無失点6奪三振と好投。7回に3点を追加し、救援陣もリードを守ってカード勝ち越しをを決めた。

 初回、坂本勇は1死走者なしで打席に立つと、阪神・西の初球のスライダーを捉え、左中間席へ運んだ。入団4年目の2010年にマークした31本を超える、13年目でのキャリアハイ更新となった。

 この1点を高橋が守る。2、3回と3者凡退に抑えると、4回は先頭マルテに左前打を許すも、後続を断って無失点。5、6回は四球で走者を出しながら、得点は許さなかった。

 高橋は6回に代打を送られて降板。7回は澤村が3者凡退の好投を見せると、その裏に能見から岡本の犠飛、阿部のタイムリーで2点を追加。さらに、代わった守屋からもゲレーロが適時二塁打を放ち、3点を奪った。

 8回には高木が北條、福留に2者連続ソロ弾を浴びたが、鍵谷が後続を断ってリードを守る。9回はデラロサが抑え、3連勝を飾った。高橋は自身2連勝で5勝目(4敗)を挙げた。

 阪神は西が6回1失点の好投も打線が援護できず。2番手の能見が3失点と誤算で突き放され、北條の4号、福留の6号が飛び出したが、及ばなかった。(Full-Count編集部)

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