もはやジャイキリではない!? Jクラブを立て続けに撃破する法政大学の実力

ジャイアントキリング=番狂わせという意味ですが、法政大学のサッカーはそれに当てはまらないかもしれません。

J1リーグ、ルヴァンカップと並び、国内3大タイトルの一つとされる天皇杯。

J1、J2、都道府県別代表、全日本大学サッカー選手権大会の優勝チームが参加するため、非常に大規模な大会となっています。

法政大学が4回戦へ進出!

初戦ブリオベッカ浦安を1-0を下し、その後J2東京ヴェルディ、J1ガンバ大阪を共に2-0で撃破した法政大学。

ジャイアントキリングといえば、格下と言われるチームが相手の猛攻を耐え凌ぎ一発のカウンターで試合をひっくり返す・・というイメージがあるかと思います。

しかし、法政大学の試合運びぶり、スタッツを見ていると番狂わせどころではない地力を感じます。

天皇杯2回戦 法政大学対東京ヴェルディ戦のハイライト

天皇杯3回戦 法政大学対ガンバ大阪戦のハイライト

もはやジャイキリとは言わせない!?各試合のスタッツを見てみても・・・

対東京ヴェルディ戦の試合スタッツです。

J2の東京ヴェルディは昨シーズン6位と確かな実力を持つチームですが、この試合ではシュート数10本対2本と圧倒されていることが分かります。

また法政大学のCK数が10本あるのに対して、東京ヴェルディは1本もCKを取れていないことからも、ゴールエリアまで攻めさせてもらえなかったことが伺えます。

こちらは8月14日に行われた天皇杯3回戦、対ガンバ戦のスタッツ。

ガンバ大阪と言えば遠藤や井手口、東口選手など代表経験選手も多く在籍しているj1の名門チームですが、なんとこの試合でもスタッツは互角どころか、法政大学の方が上回る結果となっています。

未だ失点もないことから、攻守に隙のないチームと言えるでしょう。

天皇杯もベスト16が出揃い、「優勝」の2文字が脳裏をよぎる段階になりました。

法政大学の次戦はJ1の清水エスパルス。これからの戦いぶりも要チェックです! 

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