元MLBドラ1右腕がソフトボールで「クレイジーな乱闘騒ぎ」パンチ連発に「狂気じみている」

16年にはブレーブスに所属したタイレル・ジェンキンス【写真:Getty Images】

ジェンキンス氏は2010年ドラフト1巡目でカ軍入り、ブ軍時代の16年に2勝4敗

 2010年のドラフト1巡目(全体50位)でカージナルス入りし、ブレーブス時代の16年を最後にメジャーの舞台から遠ざかっているタイレル・ジェンキンス氏が、前代未聞の乱闘騒ぎだ。米ゴシップサイト「TMZスポーツ」は「元MLBのタイレル・ジェンキンスはクレイジーな乱闘騒ぎの最中でパンチを見舞った…それもソフトボールの試合でだ」と伝えている。

 同メディアによると、ジェンキンス氏は米テキサス州のソフトボールリーグ「ディストリクト25」の試合に参加。27歳右腕が所属する「キカンバス」は「ビッグ・ピンピンズ」と対戦。試合中に野次の応戦で乱闘に発展したという。両軍がベンチを飛び出しての大乱闘。相手選手へパンチを繰り出しているジェンキンス氏について、同メディアは「これは狂気じみている」と伝えた。

 なぜ大乱闘に発展したのか? ジェンキンス氏は同メディアの取材に対し、「チームメートを守るため」に乱闘に加わり、背後から敵軍選手が頭を殴ろうとしていたことから何回かパンチを繰り出したという。ブレーブス時代の16年に14試合登板し、2勝4敗、防御率5.88を記録した右腕。現在はソフトボールで「モンスター級の打者として活躍している」というが、元MLB選手がソフトボールで大乱闘など聞いたことがない。

 この乱闘は裁判沙汰にはならず、ジェンキンス氏は他の3選手たちとともに、リーグから1年間の出場停止処分を受けたという。(Full-Count編集部)

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