ジオリト好投でWソックス勝利 大谷は1安打1打点

【ホワイトソックス7-2エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

ホワイトソックスは、先発のルーカス・ジオリトが6回113球を投げてエンゼルス打線から11個の三振を奪う力投を披露。6安打を浴び、3つの四球を与えながらもエンゼルス打線を2得点に封じ、今季13勝目(6敗)をマークした。一方、敗れたエンゼルスは、先発した新人左腕、パトリック・サンドバルが5回途中5安打3失点でメジャー初黒星(0勝)。4番手のタイ・バットリーは、1点ビハインドの8回表に痛恨の満塁弾を浴びた。なお、大谷翔平は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。初回の第1打席で空振り三振に倒れたあと、3回裏の第2打席でタイムリーを放ったが、その後はレフトフライとセカンドゴロに終わり、4打数1安打1打点だった(打率.295)。

ジオリトが初回の満塁のピンチを無失点で切り抜けたホワイトソックスは、2回表の満塁のチャンスこそ無得点に終わったものの、3回表にティム・アンダーソンのタイムリーとサンドバルの暴投で2点を先制。3回裏に大谷のタイムリーで1点差に詰め寄られるも、4回表にヨルマー・サンチェスのタイムリーバント安打で再びリードを2点に広げた。その後、5回裏にマイク・トラウトの41号ソロで1点を返され、1点差の緊迫した展開となったが、8回表に無死満塁の大チャンスを迎え、ジェームス・マッキャンが14号グランドスラム。2日前のアストロズ戦で決勝満塁弾を放ったばかりの男が、またしても満塁の場面で一発を放ち、チームの勝利を決定付けた。マッキャンはこの一発でシーズン本塁打の自己記録を更新。「ボールをよく見て、逃さず捉えることができた」と満足げに話していた。

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