支援受ける力、高める訓練を 札幌で北海道応援団フォーラム 胆振東部地震被災3町長が訴え

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パネルディスカッションで胆振東部地震発生時の状況などを振り返る(左から)厚真町の宮坂町長、安平町の及川町長、むかわ町の竹中町長

 北海道の活性化に向けた提言を行う「北海道150年記念 北海道応援団フォーラム2019」(実行委主催)が17日、札幌市内で開かれ、昨年9月の胆振東部地震で被災した胆振管内厚真、安平、むかわ3町の町長によるパネルディスカッションなどが行われた。

 パネルディスカッションは「北海道の災害との闘い」のテーマで、地震直後の状況や課題を語った。

 厚真町の宮坂尚市朗町長は、約100人の町職員では、被災者対応などに限界があったとした上で「行政とボランティアが一体となり、ようやく乗り越えられる状況だった」と説明。災害時にボランティアを受け入れて支援を受ける「受援力」を高める訓練の必要性を訴えた。

 むかわ町の竹中喜之町長は、災害協定を結んだ企業から送られる支援物資はすべてが無料ではないことに触れ「万が一に備え、事前確認が必要だった」と振り返った。

 安平町の及川秀一郎町長は町内で4月に開業した道の駅「あびらD51(デゴイチ)ステーション」について、「多くの方に支援にしていただき復興のシンボルとなっている」と語った。(柳沢郷介)