学生19人「票育CREW」認定 大村市選管など

票育クルーに認定された大学生=大村市役所

 大村市選挙管理委員会などはこのほど、若者の主権者教育の一環で取り組む「票育CREW(クルー)」に、長崎国際大、県立大、長崎大の学生計19人を認定した。
 大学生らが運営するNPO法人「僕らの一歩が日本を変える。」(東京、後藤寛勝代表理事)と同市選管が2016年度から実施しており、今回で4期目の認定。学生らは10月までの約3カ月間、研修を通じて大村市の課題や解決策を調査した上で、市内の中高生に対し模擬選挙などの授業を実施する。
 市役所であった認定式で園田裕史市長は「生徒たちに選挙の大事さを感じてもらうことはもちろん、クルーのみなさんが活動を通じて力を付けてもらうことを期待する」と激励。認定された県立大公共政策学科3年の山田優眞さん(20)は「中学社会の教員を目指しているため、生徒に興味を持ってもらえるような内容を目指して取り組みたい」と意気込みを語った。

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