大人気コンビ・EXITインタビュー!りんたろー。にとって兼近は「地獄から救ってくれた人、太陽のような存在」 

大人気コンビ・EXITインタビュー!りんたろー。にとって兼近は「地獄から救ってくれた人、太陽のような存在」

8月20日に放送される「ネタ祭り! 2019夏!! 史上最強お笑いチャンプが大集結SP」(テレビ朝日系)に出演するEXITに直撃! 取材当日も、朝からいろいろな番組収録に引っ張りだこの2人。今回インタビューしたのはなんと深夜0時前…。遅い時間でも周りの人への気配りを忘れず、質問に真摯に答えてくれたり、どちらかがしゃべっている間、本当に楽しそうに聞いていて常に笑いでいっぱいのインタビューでした。

同番組では、さまざまなコンビの渾身の漫才を披露し終始笑いっぱなし! きっと番組をご覧になる皆さんも自然と笑顔になってしまうような時間になっています。また、漫才を披露するコンビが登場する前に、ひな壇に座る数組のコンビが、登場してくるコンビにキャッチコピーを付けるというところも見どころの一つ。どのコンビがどんなキャッチコピーを付けたのかはぜひ、番組をご覧になって確認してみてくださいね。では、EXITの相方愛さく裂(!?)のインタビュー、ぜひ最後まで楽しんでください!!

──収録を終えてみての感想をぜひ教えてください。

りんたろー。「ジュニアパイ…、あ、ジュニー(MCの千原ジュニア)と漫才できてバイブスいとあがりけり」

兼近「っていうのと、俺らだけ何も成し遂げてないのに出演させてもらって最高で~す!」

りんたろー。「確かにね」

兼近「ほかの人たちは何かのチャンピオンなんですけど、唯一俺らだけ何も成し遂げずにそこの場所に立っていたっていう。気持ちよかったっす」

りんたろー。「俺ら何枠なんだろう…。(出演者一覧を見て)うわ~、本当だ、チャンピオンしかいねえ」

兼近「(出演者一覧を見て)あ、ミキさんは違うわ」

りんたろー。「でもミキさんは『M-1(グランプリ)』のファイナリストだぞ」

兼近「ナイツさんは…」

りんたろー。「『THE MANZAI』! それから、『M-1』のファイナリストでもあるぞ!」

兼近「あ、そっか!」

──第一線で活躍されている諸先輩方と一緒の収録でしたが、緊張されましたか?

兼近「まあ、逆に、緊張する必要がないくらいの先輩たちなんで」

りんたろー。「(兼近さんをギョッと見て)え~!?」

兼近「俺らのレベルが低すぎて」

りんたろー。「あ~、なるほど」

兼近「俺らだけ、ただのチャラ男で登場してきたんで。そう考えると緊張の必要はないかなと。どうですかね、りんたろー。さん」

りんたろー。「僕は、(漫才中に)かねち(兼近の愛称)を見た時に、かねち越しに先輩方が目に入って、一瞬かみましたね(笑)」

──ドキドキされましたか?

りんたろー。「はい(笑)。(チャラい感じで)『うわっ、いるぅ~!』って」

──キャッチコピーを考える時間があったと思うのですが、どうやって決めましたか?

りんたろー。「あれは、かねちに任せてましたね。かねちはあんまり漫才とかお笑いを見たことがないんで、中身でしゃべれないから見たイメージで書いたんだと思います」

兼近「銀シャリさんって青いスーツを着ていたイメージしかなくて、ブルー何とかって書いたんですけど、今日出てきたらスーツが変わっていたっていう…」

りんたろー。「紺だったよな」

兼近「めちゃくちゃ恥ずかしかったっすね。俺はどんだけ昔の映像を見たんだろうって」

(ここでペットボトルの水が2人に差し出される)

兼近・りんたろー。「あ~、ありがとうございます!」

りんたろー。「水もらっちった!」

兼近「これ、タダ~? タダですか?」

スタッフ「タダです! あげます!」

兼近「ありがとうございます!」

──(水をもらって満面の笑みの2人に)今日披露された漫才などの練習は、どのくらいされるのでしょう?

兼近「えっと…全部アドリブですね」

りんたろー。「はは(笑)」

兼近「思いついたチャラいことをブワーっとしゃべっていって、気が付いたらザイマン(漫才のこと)になってるっていう感じっすね。適当でしたね、今日も」

りんたろー。「そうっすね」

兼近「ネタ作ったことないっすね」

りんたろー。「作ってみたいっす」

──作ってみるとしたらどんなネタにしたいですか?

兼近「作るとしたらっすか~? やっぱり、いとしこいしさん(夢路いとし・喜味こいし)みたいに…」

りんたろー。「(間髪を入れず)見たことあんのかよ!(笑)」

兼近「ん?」

りんたろー。「見たことあんの?」

兼近「夢路いとし・喜味こいし、打倒で作りたいっすね。作るなら!」

りんたろー。「(笑)」

兼近「エンタツ・アチャコとかね」

りんたろー。「あ~、なちい!」

兼近「超えてーなって思いますよね」

りんたろー。「結構知ってんねえ、レジェンドは」

兼近「…。ん?」

りんたろー。「ん? あはは(笑)」

──暗転している間とかでお二人が話をしている様子を見て、仲が良さそうな感じが伝わってきたのですが…。

りんたろー。「えー!」

兼近「えー! そうですか! 気付かなかったっす」

りんたろー。「はじぃ!」

──ということは、お二人にとってはいつも通りの瞬間だったということですかね。

兼近「そうっすね。そうなっちゃいますね!」

──何をお話されていたんですか?

兼近「たぶん…日本の株価の話…」

りんたろー。・スタッフ「あはは!(笑)」

りんたろー。「トレーダーみたいなね」

兼近「そうっすね。そろそろ、芸能界から“EXIT”して、株買って楽してもうけてえ…みたいな話をしてたかもしれないっすね(笑)」

──やはりとても仲が良い感じが今ひしひしと伝わってきているのですが、お二人にとって“相方”ってどんな存在ですか?

りんたろー。「地獄から救ってくれた人っすかね。仕事が何もない時に出会って、仕事いっぱいになったんで。あ、“太陽”にしといてください!」

──りんたろー。さんにとって兼近さんは太陽とのことですが…。

兼近「(りんたろー。さんの言葉を聞いてしみじみと)お~、なるほどね。じゃー、月っすね。俺がいないと輝けない、そんな先輩です」

りんたろー。「あはは(笑)」

兼近「俺が輝き続けて、光らせてあげる、俺が輝かせる!」

りんたろー。「あはは! そうすっね。月って奇麗ですからね。満月になりてえって思いますよ。かねちからの光を浴びて、全身で輝きたいっすね」

兼近「でも、三日月のりんたろー。さんも奇麗なんすよ! どんな形でも奇麗なんすよ! だから、どんな形でも月であり続けてほしいっすね」

りんたろー。「人の暗い夜道を照らしてあげてえなって思いますよ」

兼近「暗くなっちまったみんなを救う存在!」

──まさに“EXIT”の名前の由来通りですね。(名前の由来は下記のEXITプロフィールをご覧ください)

りんたろー。「そうっすね」

兼近「俺が照らせるのは昼間のうちだけなんですよ。だから、夜は先輩に任せます!」

──さて、突然ですが、まだ世に出してない“相方のこんなところが好き!”という部分ありますか?

りんたろー。「世に出してない…。結構出してきちゃったからなあ…」

兼近「あ! 嫌なこととかたくさんあると思うんです。そんな時に最初は悪口を言うんですけれど、途中で何かに気付いてやめる時っすね」

りんたろー。「ははは(笑)。そんなことないよ!」

兼近「なんか相手を悪く言ってんなって思うことあるんすけど、途中でやめるんすよ。気が付くんすよ!」

りんたろー。「俺は、偏った考え方になっている時に『そういう考え方ばっかりじゃないよ』と気付かせてくれるところですかね」

兼近「俺のせいでなってるんすか? もしかして俺で変わってる?(笑)」

りんたろー。「そうだよ! かねちに言われて『あ、違うかもな』と思うことたくさんあるんですよ。だからよく、さっきまで言っていた意見と真逆のことを言ったりします(笑)」

兼近「確かに、突然意見が真逆になったりする(笑)。33のおじさん、めちゃくちゃ柔軟性がありますよ!」

──今、嫌なこととかあると思うというお話が出てきましたが、多忙なお二人のストレス発散方法はありますか?

りんたろー。「音と酒と女!」

──えー!

りんたろー。「これマジなんすよ! 踊ったりお酒を飲んだりしてストレス発散させてるんです! いろいろと忘れられるから好きなんすよね」

兼近「俺は、『本と自然と両親』っす」

りんたろー。「それ、発散できてる? 癒やしじゃない?」

兼近「発散…。癒やし…。でも、自然は発散できているかもしれないっすね。最近は、近場の公園とかしか行けないけど、緑を感じちゃったりして。出ている太陽に幸せを感じちゃったりして、『これが当たり前じゃねえんだぞ』って自分に言い聞かせて浴びたりしてますよ。雨の日とかもわざと濡れて帰ったりします」

りんたろー。「『今日ちょっと雨だから歩いて帰ります』って言って暗闇に消えてった時、『コイツこえーな』って思いました(笑)」

兼近・スタッフ「あはは(笑)」

──普通ならば雨が降っていたら電車に乗ったりしますけど、暗闇に消えていかれたんですね…。

りんたろー。「『ちょっと浴びて帰りまーす』って言って消えました(笑)」

兼近「まんま、地球に生きてるんすよ。地球に存在している俺っていうのをそのまま感じているんすよ。自分って必要とされていないと思って悩む人もいると思うんですけど、みんな地球に必要とされてるんすよ!」

りんたろー。「(とても小さな声で)地球にHere We Go!」

──今大活躍のお二人ですが、今後、新しくチャレンジしたいことはありますか?

りんたろー。「新しくチャレンジしたいことか…」

兼近「大体やってきたんで…。(少し悩んで)会社っすかね!」

──会社を作っちゃいますか! どんな社名にしましょうか!

兼近「(チャラ男風に)かいしゃ~、やっちゃいますよ!」

りんたろー。「(兼近さんをまねして)かいしゃ~!」

兼近「社名は~…」

りんたろー。「社名か~! 何がいいかな~?」

兼近「“エントランス”!」

りんたろー。「あー! 株式会社エントランス。いいかもね」

兼近「EXITの入り口になるような、みたいな? 僕たちを知ってもらってみんなが明るくなってくれればいいなと思いますね!」

──素晴らしい企業理念ですね! とても遅い時間にもかかわらず、楽しくインタビューに答えてくださいました兼近さん、りんたろー。さん、ありがとうございました!

【プロフィール】


EXIT(イグジット)
2017年12月結成。よしもとクリエイティブ・エージェンシー(東京吉本)所属のお笑いコンビ。「全ての人のつらいこと、ストレスの出口になれば」という思いから、コンビ名をEXITと命名。18年4月にヨシモト∞ホール、同年11月にルミネtheヨシモトで結成最速の単独ライブ完売を果たす。“ネオ渋谷系漫才”と称され、パリピ口調のチャラ男キャラでしゃべくり漫才を披露する。ネタはりんたろー。を中心に作成。ネタ締めのセリフは「おあとがHere We Go」や「バイブスいとあがりけり」など、チャラい言葉と古い言葉を混ぜているのも特徴の一つ。現在、朝の情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)では8月のゲストパーソナリティーを務めている。また、5月12日の静岡を皮切りに、全国7都府県で「EXIT初来日チャラ卍バイブスぶち上げJAPANツアー光×光それ即ち音になりけり~おそくなってんじゃん~」のライブを開催。

りんたろー。
1986年3月生まれ。静岡県浜松市出身。立ち位置、向かって左。大学4年までの14年間サッカーをしてきたが、プロテストでけがをしたことをきっかけにプロの道を断念。その後、東京NSCに入学。老人ホームでの介護の経験があるため、そこでの経験を生かしたネタを披露することが多い。

兼近大樹
1991年5月生まれ。北海道札幌市出身。立ち位置、向かって右。通称・かねち。定時制高校在学中に妹の学費を稼ぐため、新聞配達や建設業のアルバイトに励むが、妹のために仕事を優先し自主退学。2019年2月14日放送の「アメトーーク!」(テレビ朝日系)の「高校中退芸人」でもその理由を話した。現在はベビーシッターのアルバイトをしている。

【番組情報】


「ネタ祭り! 2019夏!! 史上最強お笑いチャンプ大集結SP」
ABC/テレビ朝日系
8月20日 午後7:00~8:54
MC/千原ジュニア 出演/トレンディエンジェル ゆりやんレトリィバァ ミキ ロッチ NON STYLE ナイツ 霜降り明星 チョコレートプラネット とろサーモン シソンヌ ライス かまいたち EXIT 銀シャリ パンクブーブー 笑い飯 コラボ出演/原田龍二 田山涼成 篠田麻里子 壇蜜

今、人気絶頂の芸人たちがそろい踏み! それぞれのネタ披露の前に、スタジオにいる他の4組の芸人たちがその芸人の特徴を捉えたキャッチコピーをつけることに。誰が誰にどんなキャッチコピーをつけるのか? さらに、壇蜜×霜降り明星、原田龍二×ナイツなど、他ではお目にかかれない貴重なコラボネタも。EXITは千原ジュニアとのコラボ漫才を披露する。EXITのアシストのもと、その乗りになんとかついていこうと、無理にはしゃぐ千原ジュニアは必見!!

【プレゼント】


EXITのサイン入り生写真を2名様にプレゼント!

●応募方法:インターネットTVガイドのTwitter公式アカウント(@internetTVG)をフォローし、下記の投稿をリツイート。
https://twitter.com/internettvg/status/1162923145180827648?s=21
さらに、ツイート内のリンクをクリックし、必要事項を入力してください。

●締め切り:2019年9月9日(月)正午

●発表方法:当選者の発表は、賞品の発送をもって代えさせていただきます。あらかじめご了承ください。

テレビ朝日担当 Y・O
撮影/尾崎篤志

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