南武線って「おいしい」? インスタで写真コンテスト

JR南部線

 JR南武線が走る川崎市など5市は、沿線の「食」にまつわる風景を撮影しインスタグラムに投稿してもらうフォトコンテストを行っている。入賞作品は電車内の中づりポスターに採用してPRに役立て、入賞者には沿線の名産品の詰め合わせなどを贈呈する。

 コンテストを共同で企画したのは川崎市のほか、東京都の稲城、府中、国立、立川の4市。

 5市は2016年に南武線沿線自治体シティープロモーション推進協議会を発足。そぞろ歩きという意味の「ランブリング」に、南武線の「なんぶ」と輪の「リング」を掛け合わせ、「なんぶりんぐ」と称したプロジェクトを立ち上げ、沿線の食や文化、芸術、観光の発信に努めている。

 フォトコンテストはプロジェクトの一環として昨年からスタート。今回のテーマは「おいしいが伝わる風景」で、食べ物そのものや作り手に焦点を当てた写真など切り口は自由。「おいしい」という条件に合致すれば、必ずしも食にこだわらないという。

 応募は同推進協議会のインスタグラム公式アカウント(@namburing)をフォローした上で、写真を撮影し、「#なんぶりんぐ」「#南武線おいしい風景」のハッシュタグを付けて、コメントに撮影場所などを入れて投稿する。

 応募期間は11月4日まで。結果は同月下旬にインスタグラムのダイレクトメッセージで連絡する。

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