キャニング好投でエンゼルス快勝 大谷は16号2ラン放つ

【ホワイトソックス2-9エンゼルス】@エンゼル・スタジアム

エンゼルスは、先発した新人右腕、グリフィン・キャニングが7回までに8つの三振を奪い、ホワイトソックス打線を5安打1得点に封じる好投を披露。打線は4本のアーチなどでキャニングを援護し、9対2でホワイトソックスに快勝した。好投したキャニングは、今季5勝目(6敗)をマーク。一方、同じく新人右腕であるホワイトソックス先発のディラン・シーズは、2本のアーチを浴びるなど、6回途中7安打5失点で今季6敗目(2勝)を喫した。なお、エンゼルスの大谷翔平は、定位置の「3番・指名打者」で先発出場。7回裏にリードを6点に広げる16号2ランを放つなど、5打数2安打2打点の活躍でチームの勝利に貢献した(打率.299)。

2回裏にマット・サイスの6号3ランで先制したエンゼルスは、4回表にイロイ・ヒメネスのタイムリー三塁打で1点を返されたものの、直後の4回裏にコール・カルフーンが27号ソロを放ち、再び3点をリード。6回裏にサイスがタイムリー二塁打、7回裏に大谷が16号2ランを放ってリードを6点に広げ、8回裏にはアンソニー・ベンブームの1号2ランでダメ押しした。キャニングが7回1失点で降板したあとは、2番手のタイ・バットリーが8回表を無失点に抑え、3番手のアダルベルト・メヒアが9回表にヒメネスの22号ソロで1点を失うも、9対2で試合終了。投打がガッチリと噛み合ったエンゼルスが、危なげのない試合運びで快勝を収めた。

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