川面照らす供養の灯 東松島・鳴瀬流灯花火大会

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花火を楽しむ来場者

 東日本大震災や水難の犠牲者らを供養する宮城県東松島市鳴瀬流灯花火大会が16日夜、東松島市小野の鳴瀬川河川敷であった。

 鳴瀬川に500個の灯籠が流されると、オレンジ色の光が川面を照らし幻想的な雰囲気をつくり出した。約1000発の花火が打ち上げられ、来場した家族連れから歓声が上がった。

 主催した市鳴瀬流灯保存会の片岡健治会長(71)は「来場者は若い人が多い。震災から8年5カ月がたつが、供養という形で震災の記憶を伝えていきたい」と話した。

 花火大会は97回目。2011年は震災の影響で中止し、12年に再開した。