園児がクロダイ稚魚放流 黒部・石田フィッシャリーナ

クロダイの稚魚を放流する子どもたち

 黒部市の石田こども園(立石さおり園長)の年長児21人が19日、同市の石田フィッシャリーナで、クロダイの稚魚約8千匹を放流した。

 漁業資源の安定化と釣りの振興に加え、子どもたちに海と魚に親しんでもらおうと、市と日本釣振興会県支部黒部会(山田晃司会長)が毎年実施している。

 放流したのは、氷見市の県栽培漁業センターで5月20日にふ化し、体長約5センチに育った稚魚。園児は水槽で泳ぐ稚魚を観察した後、バケツに入れてもらい、「大きくなーれ」と声を掛けながら海に放した。

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