【リタイア】38歳A・コールが20年間のプロキャリアに幕 「スパイクを脱ぎ次のチャプターに進む時が来た」

元イングランドDFアシェリー・コールは、20年間をプロサッカーキャリアを終えると発表した。

イングランド代表の左サイドバックの中でも歴史に名を残すプレーを見せてきた38歳A・コールは、イギリススポーツ番組『skysports』の出演。「慎重に検討した結果、スパイクを脱いで次のチャプターに目を向ける事にした」とコメントした。「幼いころには、まさかプロになって試合に出場するなんて思ってなかった。振り返ってみると、母国の代表として100試合出場したりUEFAチャンピオンズリーグ決勝でプレー出来たことを誇りに思っている。イングランドでワールドカップ優勝できなかったのは少し残念だったね。選手としての夢は実現したし、次はコーチとして上手くいけばいいね」。

1999年11月にアーセナルでプロデビューを果たしたコールは、不動の左サイドバックにまで成長し、FAカップ制覇3回や2004年の“インビンシブルズ”の1人になるなど輝かしいキャリアを歩む。そして2006年、アーセナルの地元のライバルであるチェルシーに電撃移籍すると、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグなど国内外のタイトルをいくつも獲得。その後はASローマやLAギャラクシーでプレーし、昨シーズン後半は盟友フランク・ランパード監督の下ダービー・カウンティでキャリアを終えた。

38歳A・コールが20年間のプロ生活に幕

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