小澤征爾総監督 2年ぶりに指揮 OMF 響き渡る歓声と拍手 長野・松本市

©株式会社長野放送

OMF「セイジオザワ松本フェスティバル」が、17日開幕しました。小澤征爾総監督も長野県松本市入りし、18日はサプライズで2年ぶりの指揮をしました。会場総立ちで、拍手と歓声がなりやみませんでした。

OMFが開幕した17日夕方。報道陣の前に姿を見せた総監督の小澤征爾さん。松本入りは2年ぶりです。

(OMF・小澤征爾総監督)「いやうれしい、やっと来られてうれしい。松本は僕にとっては、自分の場所みたいなもの」

会見で体調面について聞かれると。

(OMF・小澤征爾総監督)「(体調は)まぁ見ての通りですよ。それでも、まぁやってます。去年、来られなかったから、今年は絶対来るつもりで、大丈夫です。僕、指揮したいですよ。だから、指揮させてください」

その言葉どおり。18日、若手演奏家らによる「ふれあいコンサート」の最後の演目にサプライズで登場。体力面を考慮し、今回のOMFでは指揮しない予定だっただけに、会場は歓声に包まれました。イスに腰掛けながら、ベートーベンの「弦楽四重奏曲第16番」を指揮しました。小澤さんはこの曲に、特別な思いがありました。

(OMF・小澤征爾総監督)「ベートーベンが生涯最後に書いた曲。そういう意味で意味があるのと。僕にとってみれば音楽の全てがそこに入っている。全てが」

小澤さんがOMFで指揮するのは2017年9月以来2年ぶりです。実は17日の会見終了後、コンサートに出演する若手演奏家らの指導にもあたっていました。指揮したのはおよそ10分間。およそ600人の聴衆を魅了しました。演奏後は立ち上がり、聴衆の拍手に応えました。

(観客)「良かったです。最後のところ感激して拍手」

(観客)「東京からきて本当に良かった。まさか出るとは思わず、立ち上がって拍手をしてしまった」

19日は出演者らをもてなす恒例の「そばパーティー」が開かれました。そば好きで知られる小澤さんなだけに、姿を見せるか期待されましたが、残念ながら姿はありませんでした。体調を整えるため、一旦帰京したということです。しかし2年ぶりの松本入りに関係者は喜んでいました。

(OMFそば友会・大瀬渡代表)「松本にいるという(小澤さんの)存在が、OMF全体が盛り上がるので、われわれとしても、非常に楽しみにして、うれしい」

小澤さんの登場で盛り上がりをみせるOMF。来月7日までに8プログラム10公演が予定されています。