JR九州 お盆の利用状況 長崎線は6.2%減

 JR九州は19日、お盆期間(9~18日)の在来線特急と九州新幹線の利用状況を発表した。長崎線(鳥栖-肥前山口間)は前年同期比6.2%減の約25万5千人。同社は台風10号の接近に伴い、旅行や外出を取りやめた人が多かったのではないか、とみている。
 九州新幹線(博多-熊本間)は同0.7%増の約40万5千人、日豊線(小倉-行橋間)は同5.5%減の約16万5千人。長崎線を合わせた3線合計では同2.8%減の約82万5千人だった。台風10号の接近で15日に新幹線や在来線特急で運休が発生し、影響人員は約5万6千人(長崎線は約1万7千人)だったという。
 長崎支社管内の特急の利用状況は、長崎線(肥前山口-諫早間)が約11万人で前年同期比7%減。佐世保線(肥前山口-佐世保間)は約7万4千人で同6%減だった。

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