デトロイトテクノの重鎮デリック・メイが、ジョン・ベルトランとともにContactへ帰還!

テクノに少しでも興味を持ったことのある人なら誰でも知っていると言っても過言ではない男、 Derrick May。 テクノという新たなカルチャーの確立に多大な影響を与えてきたレーベル〈Transmat〉を80年代後半から運営し、 とりわけDJ活動において、 創世記からこれまでエレクトロニックミュージックシーンに欠かせない存在であり続けている男が、 もうひとりの重鎮John BeltranとともにContactへ帰還する。

Derrick Mayは、 Juan Atkins、 Kevin Saundersonと並んで、 デトロイトテクノの礎を築き、 世界に広めてきた真のパイオニアだ。 Rhythim Is RhythimやMayday名義で数々の歴史的名作を生み出し、 「Strings Of Life」、 「Nude Photo」、 「It Is What It Is」といったトラックは現在においても不朽の輝きを放っている。 一方、 John Beltranの歩みもデトロイトテクノの黎明期までさかのぼり、 テクノ全開のトラックや優美なアンビエント、 ジャズの影響を反映したエレクトロニカなど、 多数の作品を数十年にわたって発表してきた。

今回、 Studio Xフロアに出演するふたりには、 思う存分に自身の音楽観を表現してもらう。 オープニングを務めるJohn Berltranは、 アンビエントセットで一夜の始まりを心地よく演出しながら徐々にヴァイブスを構築し、 続くDerrick Mayが十分に熟したダンスフロアを怒涛のテクノサウンドをつうじて劇的なクライマックスへと導いていく予定だ。 真のイノベーターふたりによるサウンドジャーニーを一夜丸ごと体感できる、 またとないチャンスをお見逃しなく。

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