東京五輪復興モニュメント 投票でデザイン決める 郡山

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投票で選ばれたモニュメントのデザイン

 二〇二〇東京五輪・パラリンピックで復興の象徴として展示される「東京2020復興のモニュメント」の制作に向けたワークショップは十九日、郡山市の安積黎明高で開かれ、県内の高校生が投票でモニュメントのデザインを決めた。顔がはめられる形で、応援をしている人の体をかたどった作品が選ばれた。

■メッセージの言葉考える

 県内の高校生約九十人が参加した。生徒は東京芸術大の学生が用意したモニュメントの五つのデザイン案から一つを選んで投票した。採用された作品をデザインした東京芸術大三年の岡つくしさんは「モニュメントと一体化でき、笑顔になれるような作品にした」と説明した。デザインを決めた後、生徒は四人一組になりモニュメントに貼り付けるアルミ製のメッセージボードに記す言葉などを考えた。

 「東京2020復興のモニュメント」は大会組織員会が福島、宮城、岩手の被災三県で行うプロジェクトで、それぞれの県のモニュメントに復興支援への感謝や選手への応援メッセージを貼り付けて、大会期間中に都内の競技会場などに展示する。モニュメントは仮設住宅で使われていたアルミ建材を再利用して制作される。大会後はアスリートから集められたメッセージが付け加えられ、被災地に大会レガシーとして設置される。

メッセージボードに記す言葉などを話し合う生徒