静岡茶を使ったかき氷「茶氷」を30店舗が提案!【vol.26:ダチョウ牧場の中のカフェ つなぐ】

牧之原市の「ダチョウ牧場の中のカフェ つなぐ」は、茶氷プロジェクトで「有機の抹茶で作ったつなぐかき氷」を提供しています。抹茶が苦手だったスタッフが開発した、抹茶が得意でない人にこそ試して欲しい茶氷です。

お茶の生産量が国内で4割を占め、日本一のお茶処である静岡。そんな静岡茶の美味しさをかき氷を通して伝えていく「茶氷プロジェクト」が昨年始動し、12店舗で3か月の間に30,000杯以上が販売される盛況ぶりでした。2年目の今年は、静岡県下の5市2町+東京都内の30店舗がオリジナルの茶氷メニューを提供します。2019年9月30日まで実施中。

「ダチョウ牧場の中のカフェ つなぐ」の「有機の抹茶で作ったつなぐかき氷」

今回ご紹介する牧之原市の「ダチョウ牧場の中のカフェ つなぐ」は、静波海岸からほど近く、海の香りが漂う環境にあります。

そして気になる「ダチョウ牧場」という言葉ですが、カフェ専属のダチョウがオス2羽、メス1羽います!

お店では豊富なフードメニューを用意していますが、看板メニューは、定番の鶏卵でつくる「つなぐプリン」と、3月から9月の期間限定・数量限定で提供する「ダチョウプリン」。なぜ期間限定かというと、ダチョウは1年の中で暖かい時期しか卵を産まないから。南アルプスのダチョウ牧場から取り寄せの卵を使っているということでしたが、今年はじめてつなぐのダチョウが卵を産んだそうです。

茶氷プロジェクトのためにつなぐが用意したのは、「有機の抹茶で作ったつなぐかき氷」。川根のシングルオリジン有機抹茶をマスカルポーネで練り上げたクリーム状のシロップをかけました。シロップには練乳も加えて、甘みとミルキーさをプラス。最後の一滴まで飲み干せる、マグカップに入っています。器を海、茶氷を牧之原のお茶畑に見立て、海と山をつなぐ一品です。

美味しさの秘密をお店にインタビュー

Q. 「茶氷」に参加した理由はなんですか?

A. お店が海の前にあり、いつかかき氷をやろうと思っていたのでいいきっかけになりました。

Q. コラボしたお茶の銘柄と、選んだ理由を教えてください。

A. シングルオリジン有機抹茶(川根)。信頼できるお茶屋さん「茶藤さん」のご提案です。クリーミーな飲み心地と、美しいエメラルドに惹かれました。また海と山をつなぎたいという想いから川根茶を選びました。

Q. 他と違うと自負するこだわりなど、商品の特徴を教えてください。

A. 抹茶特有の苦みをマスカルポーネで練ることでまろやかにし、オリジナルの練乳で甘さを引き立たせています。

Q. 出来上がるまでのエピソードを教えてください。

A.実は抹茶が苦手な私。でもおいしい物を作りたい!と何度も試作を作りました。落としどころがわからなかったので、抹茶好きに試食してもらいながら。何度も試作を作るうちに私自身も抹茶が大好きになりました。

Q. どんな人に食べて欲しいですか?

A. お店のコンセプトが「老若男女すべての方がつながること」なので、かき氷を通じ老若男女すべての方に食べて頂ければと思っています。

Q. 実際の客層を教えてください。

A. 茶氷を始めてから年配の女性にも来ていただくようになりました。30代から70代の幅広いお客様に食べて頂いています。

Q. 並ばずに入れますか?

A. 平日はのんびり食べて頂けます。

Q. 来年も参加しますか?

A. ぜひお願いしたいです。来年は当店自慢のプリンとコラボした商品を開発したいと考えています。

来年のメニューも楽しみですが、今年のクリーミーな抹茶ソースも見逃せません!

■商品詳細

メニューの正式名称:有機の抹茶で作ったつなぐかき氷

税抜価格:800円

展開時期:7月から10月

■展開するお店の詳細

店舗名:ダチョウ牧場の中のカフェ つなぐ

住所:牧之原市静波2220-2

TEL:0548-22-7537

営業時間:11:00-17:00(火曜定休) ※その他、8月は24(土)、31(土)がお休みです。9月以降は、HPでご確認ください。

HP:https://honey-d.com/cafe-tsunagu/

アクセス方法: 静岡鉄道バス 静波海岸入り口下車 徒歩20分

高速道路吉田インターを下車し、150号交差点を右折(15分)。

そのまま直進しパチンコPAOの看板を左折(2分)。

右手に駿遠運送さんを通り越し、松林の道を右折すると建物が見えます。

[All photos by つなぐ]

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