九州市議会議長会へ提案 全線フル、県市議会議長会も

県内13市議会の議長が集まった臨時総会=長崎市宝町、ザ・ホテル長崎BWプレミアコレクション

 長崎県市議会議長会(会長・佐藤正洋長崎市議会議長)は19日、長崎市で臨時総会を開き、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格での早期整備を国に求めることを盛り込んだ2議案を、10月24日に同市で開催予定の九州市議会議長会の会合に共同提案することを決めた。
 2議案は県内13市議会が提出した計23議案から選択、集約した。このうち「西九州地域の交通網の整備促進」で、長崎ルートの2022年度の着実な暫定開業や、全線フルに向けた沿線自治体の負担軽減の検討を国に求めた。もう一つの議案は離島振興がテーマ。
 九州市議会議長会の会合では、各県が提出した議案の中から、全国市議会議長会の会合へ提出する議案を選ぶ。

© 株式会社長崎新聞社