不登校や引きこもり 語り合おう 佐世保で全国のつどい  8月31日、9月1日 開催

 不登校や引きこもりについて当事者やその家族とともに考える「第24回全国のつどいin長崎」(実行委など主催)は8月31日、9月1日の両日、佐世保市鹿子前町の九十九島ベイサイドホテル&リゾートフラッグスで開かれる。本県での開催は8年ぶり2度目。実行委は「話を聞くだけでもいいので、悩みがある人は勇気を出して来てほしい」と呼び掛けている。
 両日とも▽登校拒否▽進路や自立▽家族の役割▽医療との関わり▽引きこもり-など13のテーマで分科会を開き、当事者やその家族、専門家らが、悩んでいることや思ったことを語り合う。
 31日は元夜間中学教師の松崎運之助(みちのすけ)氏が「私という宝物 ともに生きるまなざし」と題して記念講演。家庭や学校の問題について専門家と一緒に考える「基礎講座」、参加者全員で夕食を取る「大交流会」なども開く。
 参加費は両日で一般4千円(青年、学生2500円)、いずれか1日で一般3千円(同1500円)。18歳以下無料。大交流会や昼食などは別途料金が必要。当日も受け付ける。問い合わせは実行委事務局のNPO法人フリースペースふきのとう(電0956.25.6222)。

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