ユニコーンの新曲「でんでん」ミュージックビデオが完成!濱田岳が熱唱!

ユニコーンの新曲「でんでん」のミュージックビデオが完成。同曲が主題歌に起用されている映画「引っ越し大名!」(8月30日全国公開)の監督・犬童一心がメガホンを取り、同映画に出演する俳優・濱田岳が主演を務めていることが判明。本日正午よりYoutube等で公開されている。

能の演目である「邯鄲(かんたん)」のストーリーがベースになっているという、「でんでん」のミュージックビデオ。能の舞台で表現される「一炊の夢」の世界感が、時代を現代に移し、「でんでん」を熱唱する濱田岳の姿と共に描かれるなど、興味深い作品に仕上がっている。

そもそも「でんでん」は、ユニコーンが映画の主題歌を書き下ろすにあたり、主人公(星野源)のあだ名が「カタツムリ」であることに因んだ楽曲タイトル。ミュージックビデオでは、主人公(濱田岳)がラーメンの屋台を牽いて歩く姿をカタツムリの姿になぞらえる等、様々な形で映画とミュージックビデオの世界が交錯するのも、共に犬童一心監督がメガホンを取ったからこその醍醐味といえるだろう。

また、「目指すは新天地 何もないところ / 見たことない花が咲いているところ」という歌詞に導かれて描かれる風景は、幸洋子のアニメーションによる独自の世界観によって表現されており、もはや短編映画とも言える仕上がりになっている。

またミュージックビデオ公開と同時に、ニューシングルの特典であるポストカードのデザインデータも公開された。

映画「引っ越し大名!」に先駆けて公開されるユニコーン「でんでん」のミュージックビデオ。楽曲に新たなストーリーを与える映像世界を一早く味わって頂きたい。

映画「引っ越し大名!」

姫路藩書庫番の片桐春之介(星野源)は、書庫にこもりっきりで人と話すのが苦手な引きこもり侍。

あるとき、藩主の松平直矩(なおのり)(及川光博)は、幕府に姫路(兵庫)から日田(大分)への国替え(引っ越し)を言い渡される。当時の引っ越しは全ての藩士とその家族全員で移動するという、桁外れの費用と労力がかかる“超難関プロジェクト”。しかも藩の財政は逼迫しているため、引っ越しを成功させるためには家財を減らし、人も減らし(リストラ)、さらには商人から借金までしなければならない。全ては国替えの総責任者、【引っ越し奉行】の手腕にかかっている。お国最大のピンチに、いつも本ばかり読んでいるのだから色んな知識があるだろうと、なんと春之介に白羽の矢が立った。

突然の大役に怖気づく春之介は、幼馴染で武芸の達人・鷹村源右衛門(高橋一生)や前任の引っ越し奉行の娘である於蘭(高畑充希)に助けを借りることに。こうして前代未聞の引っ越し準備が始まった。

移動人数10,000人、距離600km、予算…なし!?

果たして春之介はこの超難関プロジェクトを知恵と工夫で無事に成し遂げ、国を救うことができるのだろうか!?

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