【MLB】オースマス監督、大谷の延長満塁機の痛恨ゲッツーを悔やむ「2.5メートル違えば…」

第2打席に三塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

大谷は延長11回1死満塁で二直併殺打「フラストレーションの溜まる日だった」

■レンジャーズ 8-7 エンゼルス(日本時間20日・アーリントン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地・レンジャーズ戦で「3番・指名打者」で2試合連続先発出場。2回の第2打席で自己最長10試合連続安打となる左中間適時三塁打を放つと、7回の第4打席で二塁強襲の内野安打。2試合連続、今季31度目のマルチ安打をマークし、4打数2安打1打点1四球。打率.302とし、約1か月ぶりに打率3割に乗せた。また、チームトップとなる今季11個目の盗塁も記録。打って走って躍動したが、チームは延長11回にサヨナラ負けを喫した。

 惜しい一打もあった。7-7で迎えた延長11回1死満塁。6番手右腕モンテーロの初球、ツーシームに反応。バットを折られながらもライナー性の打球を飛ばしたが、二塁・オドルの正面に飛んだ。一塁走者・トラウトが戻れずに痛恨の二直併殺打に倒れた。チームは延長11回にサヨナラ負けを喫し、オースマス監督は「8フィート(約2.43メートル)違えば二塁打とか三塁打になっていたのに。フラストレーションの溜まる日だった」と肩を落とした。

 4打数2安打1打点で7月24日の敵地ドジャース戦以来26日ぶりに打率3割に乗せた。8月は17試合で8度目のマルチ安打で、最近7試合で5度目の複数安打と好調をキープしている。(Full-Count編集部)

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