「Play of the Week」はブレーブス・アクーニャJr.の好捕

日本時間8月20日、メジャーリーグ機構は今季第21週の「Play of the Week」にロナルド・アクーニャJr.(ブレーブス)の好捕を選出した。「Play of the Week」は今季から新設された表彰で、各週の守備面での最高のプレイを表彰するものである。アクーニャJr.は、日本時間8月16日のメッツ戦でJ.D.デービスが放った本塁打性の大飛球を、フェンス際で見事にジャンピングキャッチしてみせた。

2対9とメッツに大量リードを許していたブレーブスは、6回表にデービスが放った大飛球を、左翼アクーニャJr.がフェンス際でジャンピングキャッチ。残念ながらブレーブスは試合に敗れたものの、最終的には8対10と2点差まで詰め寄っており、アクーニャJr.の好捕が試合の流れを変える要因の1つとなったことは間違いない。類稀なる身体能力を生かした好プレイで、本拠地サントラスト・パークに集ったファンを大いに沸かせた。

現在21歳のアクーニャJr.は、「2年目のジンクス」に悩まされることなく、自慢のパワーとスピードを生かし、史上2番目の若さでの「30-30」達成をほぼ確実なものにしている。それに加えて守備面でも見事なプレイを見せ、自身が正真正銘の「5ツール・プレイヤー」であることを改めて証明してみせた。アクーニャJr.の活躍もあって、ブレーブスはナ・リーグ東部地区の首位に立っており、第21週終了時点で2位ナショナルズとは5.5ゲーム差。まだメジャー2年目のアクーニャJr.だが、2年連続の地区優勝を目指すチームにおいて、攻守両面で必要不可欠な戦力となっている。

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