ナショナルズ13得点完勝 直近5試合で合計62得点

【ナショナルズ13-0パイレーツ】@PNCパーク

エースのマックス・シャーザーとクローザーのショーン・ドゥーリトルを故障で欠くなかでの戦いを強いられているナショナルズだが、投手陣の不安を打線が見事にカバーしている。日本時間8月20日に敵地PNCパークで行われたパイレーツ戦では、2回までに8点を先行するなど、13対0で完勝。直近5試合での合計62得点は、従来の記録である58得点を上回り、前身のエクスポズ時代を含む球団新記録となった。先発のジョー・ロスをリリーフし、3回2/3をパーフェクトに抑える快投を見せた2番手のハビー・ゲラが今季2勝目(1敗)をマーク。パイレーツ先発のトレバー・ウィリアムスは、2回6安打8失点(自責点6)の大炎上で今季6敗目(5勝)を喫した。

ウィリアムスの立ち上がりを攻め、初回にアダム・イートンの11号ソロ、アズドゥルバル・カブレラの犠牲フライ、マット・アダムスの20号2ランで4点を先制したナショナルズは、2回表にもトレイ・ターナーの13号3ランとアダムスのタイムリー二塁打で4点を追加。4回表にはカブレラとアダムスのタイムリー二塁打で3点を追加して早くも2ケタ得点をクリアし、9回表にはカブレラがダメ押しの13号2ランを放った。先発のロスがピッチャー強襲の打球を受けて降板するアクシデントこそあったものの、投手陣は4人の継投でパイレーツ打線を4安打に封じ、完封リレーを完成。投打が見事に噛み合った完勝劇となった。1番ターナーは2安打3打点、5番カブレラは2安打5打点、6番アダムスは3安打4打点の活躍。4番のフアン・ソトも4安打1四球で5度も出塁し、4得点でチームの勝利に貢献した。

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