レンジャーズが6点差逆転勝利 大谷2安打で打率.302

【エンゼルス7-8xレンジャーズ(延長11回)】@グローブライフ・パーク・イン・アーリントン

レンジャーズは、先発のコルビー・アラードが崩れ、2回終了時点で6点のビハインドを背負ったものの、そこからエンゼルスに追加点を許さず、8回終了時点で7対7の同点に。そして、延長11回裏にイサイアー・カイナーファレファのタイムリーでサヨナラ勝ちを収めた。2回無失点の好リリーフを見せた6番手のラファエル・モンテロが今季2勝目(0敗)をマークし、エンゼルス8番手のノエ・ラミレスが今季2敗目(4勝)。「3番・指名打者」で先発出場したエンゼルスの大谷翔平は、打撃妨害、タイムリー三塁打、セカンドゴロ、内野安打(今季11個目の盗塁に成功)、四球、セカンドライナー(併殺)の4打数2安打1打点で、およそ1ヶ月ぶりに打率を3割に乗せた(打率.302)。

1回表に先発のアラードがジャスティン・アップトンのタイムリー二塁打、コール・カルフーンのタイムリー、アルバート・プーホルスの19号3ランで5点を失ったレンジャーズは、その裏に二塁ルイス・レンヒフォのタイムリーエラーで1点を返したものの、2回表に大谷のタイムリー三塁打とアップトンのタイムリーで2点を追加され、6点のビハインド。しかし、4回裏にホゼ・トレビーノの1号ソロで1点を返すと、5回裏にスコット・ハイネマンの2点タイムリー二塁打などで3点、8回裏にハンター・ペンスとルーグネッド・オドーアのタイムリーで2点を奪い、7対7の同点に追い付いた。その後、両軍ともチャンスを生かせない展開が続いたが、延長11回裏に二死から二・三塁のチャンスを迎え、カイナーファレファの高く弾んだ打球が内野安打となってサヨナラ勝ち。8回裏に同点打を放ったオドーアは「俺たちは諦めなかった。全てのイニング、全ての打席、全ての投球で戦い続けたんだ」と会心の逆転勝利を喜んだ。

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