イタリア首相が辞意表明

連立崩壊で不信任案提出

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20日、イタリアの上院で演説するコンテ首相(右)、左はサルビーニ副首相=ローマ(ロイター=共同)

 【ローマ共同】イタリア連立政権の一角から内閣不信任案が出されたことを受け、コンテ首相は20日、上院で演説し、連立政権は崩壊したとの認識を示し、辞意を表明した。「総選挙を毎年行おうというのは無責任だ」と述べ、早期総選挙を求めるサルビーニ副首相を批判した。

 昨年3月の総選挙を受け同6月に発足したポピュリズム(大衆迎合)政権はわずか約1年2カ月で崩壊した。経済規模が欧州連合(EU)単一通貨ユーロ圏3位の大国で政局混迷が続けば世界経済にも影響を与えかねない。

コンテ首相の演説が行われたイタリア上院=20日、ローマ(AP=共同)