広島劇的サヨナラ勝ち、巨人5連勝で2位DeNAに6差…20日のセ・リーグは?

広島・緒方孝市監督【写真:荒川祐史】

阪神は連敗3でストップ、広島は連敗2でストップ

 プロ野球のセ・リーグは20日、3試合が行われ、巨人、阪神、広島が勝利。首位・巨人と2位・DeNAのゲーム差は「6」に開いた。

 巨人は敵地・中日戦に2-1で勝利し、5連勝。接戦をモノにし、マジック点灯にまた一歩前進した。初回に丸の適時打とダブルスチールで2点を先制すると、このリードを投手陣が守り抜いて1点差で逃げ切り。先発のメルセデスは初回無死満塁のピンチを招くも、犠飛の1点のみで凌ぎ、6回途中1失点。2番手・鍵谷から7回を田口、8回を澤村、9回をデラロサとつないだ。優勝マジックは最短で8月22日に点灯の可能性がある。中日は先発の大野雄が7回2安打1失点と好投。しかし、打線が援護できず、3連敗となった。

 阪神は京セラドームでのDeNA戦に8-0で勝ち、連敗を3で止めた。5回に木浪の押し出し四球で先制。続く福留が右中間へ走者一掃の二塁打を放ち、この回4点を奪取。6回には糸原が2号ソロ、7回にはマルテが11号2ランを放った。投げては先発の青柳が6回途中8奪三振無失点の力投で6勝目(8敗)を挙げた。DeNAは連勝が2でストップ。先発の浜口は4回まで1安打無失点投球を続けていたが、5回に崩れて5敗目(6勝)を喫した。

 広島は本拠地・ヤクルト戦に9-8で劇的サヨナラ勝ち。連敗を2で止めた。8回に4点を奪われて逆転を許すと、9回にも1失点。3点ビハインドとなったが、9回に西川の死球、菊池涼の左前打で無死一、二塁として、鈴木が値千金の24号同点3ラン。さらに2死二塁のチャンスに三好が中堅にサヨナラタイムリーを放ち、試合を決めた。ヤクルトは9回に登板したハフが誤算で逆転負け。3連勝はならなかった。

→1 巨人 111試合63勝46敗2分 -
→2 DeNA 114試合58勝53敗3分 6.0
→3 広島 115試合58勝54敗3分 0.5
→4 阪神 114試合51勝57敗6分 5.0
→5 中日 112試合49勝61敗2分 3.0
→6 ヤクルト 114試合46勝66敗2分 4.0(Full-Count編集部)

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