ホークス高橋礼、初のオリックス斬りで11勝目へ「全部勝負球のつもりで」

ソフトバンク・高橋礼【写真:藤浦一都】

21日のオリックス戦で11勝目をかけて先発する「調子自体は悪くない」

■ソフトバンク – オリックス(21日・ヤフオクドーム)

 ソフトバンクの高橋礼投手が今季11勝目を目指し、21日のオリックス戦(ヤフオクドーム)で先発する。昨年もオリックス戦だけは登板がなく、高橋礼にとっては初めての猛牛打線との対決となる。

 前回(8月13日)の楽天戦で10勝目を挙げ、プロ2年目で初の2桁勝利を達成。高橋礼は「周りからは『調子に乗るなよ』と言われています。普通のお祝いよりそっちの方が多かったです」と笑う。

 節目の登板から1週間が過ぎたが「調子自体は悪くない。真っすぐは強いボールが投げられています」と自信を持ってオリックス戦に臨む。初の対戦となることについて「僕の(ボールの)軌道もそこまでわかっていないと思う。全部勝負球のつもりでいきます」とした。

 中心打者の吉田正尚について「インコースに強いというのがデータで出ていますが、そこを怖がって外に投げると踏み込まれてしまうので、しっかり攻めていきたいです」とした。ハーラーダービートップの日本ハム・有原航平とは2勝差。2年目での最多勝利のタイトル獲得を狙うためにもしっかりと白星を狙いたい。(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)

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